【公開シンポジウム 2008】 2009年1月31日 【Salon#148】


Jリーグ百年構想が地域社会に何をもたらし、どのような変化が起きているのかを、「地域からみたJリーグ百年構想-地域に見る熱きムーブメントを語る」と題して取り上げることにしました。テーマ設定の直接のきっかけは、きょうの演者でもある宇都宮徹壱さんの著書、『股旅フットボール』です。ここで取り上げられている、地域リーグとJFLの周辺にみられる、各地域におけるさまざまな動きを取り上げ、地域に固有の、あるいは全体に共通する問題点や可能性を出し合う場にできればと考えました。『股旅フットボール』の著者で、もとはヨーロッパの「辺境」の取材をされていましたが、いまは日本の地域リーグ、特にJFLに上がるようなところの取材を続けていらっしゃる宇都宮徹壱さん。昨年ナビスコカップで優勝した大分トリニータに、設立当初から関わっておられる宮明透さん。
地域リーグ決勝大会を勝ち抜き、JFL参入を決めたFC町田ゼルビア代表の守屋実さん。
「地域リーグから見えるJリーグ拡大の現状と是非」「町田のサッカーの歩みから現在に至るまで」「大分でどういうことが起きたのか」をご紹介いただき、意見交換しました。

1.「地域リーグから見えるJリーグ拡大の現状と是非」 宇都宮徹壱(写真家・ノンフィクションライター)
2.「2011 年Jリーグ昇格を目指して!」 守屋 実 (FC町田ゼルビア代表)
3.ナビスコ優勝「大分の変貌とその過程」 宮明 透 (大分工業高等専門学校)

 ■主 催 : サロン2002
 ■日 時 : 2009(平成21)年1月31日(土) 13:30~16:30 (受付13:00~)
 ■会 場 : 日本青年館 - 502号会議室 -
 ■演 者
   守屋 実  (FC町田ゼルビア代表)
   宇都宮徹壱 (写真家/ノンフィクションライター)
   宮明 透  (大分工業高等専門学校)
  コーディネーター: 中塚義実 (サロン2002理事長/筑波大学附属高等学校)

【報告書】https://salon2002.net/src/pdf/symposium/2008_sympo.pdf