【Salon#349】2025年11月23日(日祝)15:30~18:00

 明治・大正期の近代スポーツ導入以来、日本におけるユース年代のスポーツの場は主に学校でした。体育の授業や部活動が日常的なスポーツの場となり、学校対抗の競技会はメディアの支援を得て大きく取り上げられ、日本人の生活の一部となりました。しかし長きにわたるこのシステムは20世紀後半から限界が見え始め、21世紀のいま、大きな転換期を迎えています。部活動の地域展開は学校教育の見直しだけでなく、地域の活性化の観点からも求められます。
 Jリーグ発足を機にスポーツ界が劇的に変化し始めた1997年度、日本サッカー協会機関誌JFAnewsに「ユース年代のサッカーはいま!」の連載を持ちました。高校生や指導者の意識の変化、スポーツ環境再構築のための視点、リーグシステムや部活動改革の方向性、サッカーやフットサルをバランス良く配置する年間計画の提示などを試みました。これらのうちいくつかは実現されましたが、形だけで“魂”が伴わない実態や、少子化、暑熱環境対策、働き方改革などの課題が大きくのしかかり、改めて「ユース年代のサッカー」を議論する場が必要であると感じています。
 NPO法人サロン2002が主催する「U-18フットサルリーグチャンピオンズカップ」が今年で10周年を迎えます。このタイミングで標記シンポジウムを企画しました。「ユース年代(今回は主にU-18年代)のサッカー(フットサルを含む)」の現状と今後について、可能性と課題を出し合う場にしたいと思います。
 多くの方のご参加をお待ちしています。
 特定非営利活動法人サロン2002 理事長 中塚義実

【名称】NPOサロン2002公開シンポジウム2025①
    「ユース年代のサッカーを語ろう!」-U-18フットサルリーグチャンピオンズカップの10周年を機に
【主催】特定非営利活動法人サロン2002
【後援・協力】
【日時】2025年(令和7年)11月23日(日祝) 15:30~18:00(13:30受付開始)
  注)終了後は近隣で懇親会
【会場】筑波大学附属高等学校「桐陰会館」(東京都文京区大塚1-9-1)
  有楽町線「護国寺駅」徒歩約8分、丸の内線「茗荷谷駅」徒歩約10分
  注)オンラインでも参加できます(参加申込された方にZoomのURLをお送りします)
【参加費】1,000円(※サロン2002ファミリー、および一般参加の学生は無料です)

【登壇者】
玉生 謙介 全国高体連サッカー専門部部長/学習院高等科
大友 洋介 日本フットサル連盟U-18ワーキンググループ委員長/武相高校
*橘 和徳 富山県U-18フットサルリーグ責任者/富山中部高校
*原 陽司 東京都U-15、U-18フットサルリーグ運営委員長
*本多克己 株式会社シックス/NPO法人サロン2002副理事長     *指定発言者
※中塚 義実 NPO法人サロン2002理事長               ※コーディネーター兼

【報告書】 ※準備中